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2009 Formula NIPPON 第6戦 ツインリンクもてぎ

フォーミュラ・ニッポン第6戦は今季2度目のツインリンクもてぎでの開催となり、5月末に行われた第3戦ではポールトゥウィンを飾るなど小暮にとって得意なサーキットのひとつ。

土曜日に行われたノックアウト方式の公式予選。マシンの調子は前回のレースから引き続き好調、ドライブもしやすくまずQ1は2番手、Q2はリヤのサスペンションのセッティングを多少変更し、路面とのマッチングも良くなりトップタイム。
Q3でもさらにセッティングを変更してアタック。唯一の1分34秒を切るタイムを叩き出し、第3戦もてぎ以来となる今季2度目のポールポジションを獲得した。

迎えた決勝日は朝から曇り空で蒸し暑いが、心配された雨はなくドライコンディションでのレースとなった。ポールポジションからのスタートとなった小暮だったが、フライングによるピットスルーペナルティを受け最後尾まで後退してしまう。すぐに追い上げようと必死の走りを見せるが、前車に背後まで迫ることができても、なかなかパスすることができない状態が続く。そこで、13周を終えたところでピットインしタイヤ交換と燃料補給を行い、残り39周を走りきる作戦に切り替えてコースに復帰する。これにより単独走行になり好ペースで周回を重ね、全車がピットインを終えた時点で7位に浮上する。
さらにマシントラブルでストップしたマシンがあり、1つ順位を上げる。その後も最後まで諦めない走りを続け、チェッカー。最後尾から果敢な追い上げを見せ6位入賞、ドライバーズ・ポイントランキング3位キープでレースを終えた。

小暮卓史のコメント

予選アタックでは細かいミスがあったものの、気持ち良く走りが決まり、ポールポジションをとれたのでとにかく嬉しかったです。明らかに勝てるレースだったのに、最高のマシンを用意してくれたチームには申し訳ないことをしてしまいました。
自分としても正直かなり悔しかったです。
気持ちを切り替えて、次のレースは最高のレースをしたいと思います。