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2012 Formula NIPPON 第7戦 鈴鹿サーキット

SUPER GT に続きこちらも最終戦を迎えるフォーミュラ・ニッポン。今大会はスプリントの2レース制で開催され、エキサイティングなレースが2回楽しめる上、最後までタイトル争いは白熱すると予想される。今シーズンここまで苦戦を強いられている小暮にとって、納得のいく最高の走りをして来シーズンに繋げていきたいところ。

曇り空で肌寒い1日となった鈴鹿サーキット。今回もノックアウト方式で行なわれた公式予選。ノックアウト方式は、全18台のマシン中、Q1で13台、Q2で上位8台となり、最終セッションとなるQ3で最終グリッドが確定する。
なお、今大会は2レース制の特別規則によりQ1の結果でレース1のスターティンググリッドが、Q3までのトータルの結果でレース2のスターティンググリッドが決定する。
フリー走行でトップタイムをマークし順調に予選に臨んだ小暮は、まずQ1で6番手タイムとなりQ2へ。Q2ではトップと僅差の4番手のタイムでQ3に進出をする。Q3では、1年を締めくくる渾身のアタックを見せたが、出走した8台の拮抗したタイムアタック合戦となり、5番手で予選を終えることとなった。

さわやかな晴天に恵まれた決勝日。10時20分にレース1がスタート。このレースはピットストップの義務はないスプリントレースとなる。6番グリッドからうまくスタートをこなし、周回を重ねていく小暮だったが、力走を見せるもこう着状態が続き6位でそのままチェッカーを受けた。
レース2は14時30分にスタートが切られた。レース2は28周回のレースでタイヤを4本交換するピットストップが義務付けられている。5番グリッドから鮮やかにスタートを決めた小暮は一気に3番手に浮上、ライバルたちが次々とタイヤ交換を済ますためにピットインしていく中、着々とペースを上げて、後続を引き離しながらトップを走る。チームはガソリンが少ない状態でスタートし後続を突き放し、ピットイン時に必要な分の給油をする作戦を選択。それに伴い15周目にいよいよピットインし、タイヤ交換と給油を行い、4位でコースに復帰。その後もプッシュは続けるが、抜くには至らずそのままの順位でチェッカーを受け、今シーズンを締めくくった。

小暮卓史のコメント

1年を締めくくる最終戦でやっと自分らしいレースができたと思っています。もちろんそれに満足している訳ではなく、結果だけ見れば自分はもっと上位で走らなければならないと強く感じています。
しかし、このレースにおいてマシンの進化を体感し、レースの楽しさを再認識できたことで、上手くいかない時もありますが、シーズンを通して妥協せずに突き詰めていく事の大事さを、再確認できたような気がします。来シーズンに向けても、このまま突き進んで速さを突き詰めていきたいと思っています。
今年も1年間、多くのご声援をありがとうございました。JAFグランプリも自分らしいレースをしたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。

※次回のレースは 11月16日〜18日のFUJI SPRINT CUPです。
 ご声援宜しくお願いします。