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2012 SUPER GT 第6戦 富士スピードウェイ

シリーズもいよいよ終盤に突入したSUPER GT 第6戦。毎戦ポイントを積み重ねているウイダーホンダレーシングだが、中盤戦は苦戦を強いられたこともありランキングは5位。残りが3レースとなり、取りこぼしが許されない状況のなか、76kgのウエイトハンディを背負いながらもチームが一つとなり上位を目指して勝負に出る。

この週末は天候が崩れる予報が出ていたが、朝から快晴、予選が始まる頃には曇りとなった予選日。今大会もノックアウト方式の公式予選が行なわれた。ノックアウト方式はQ1、Q2、Q3という3セッションに分けられ、全15台の出走マシン中、Q1で上位11台がQ2へ進出、そのQ2で上位7台まで絞られ、Q3にて最終グリッドが確定する予選方式。
Q1のアタックを担当したのは小暮。富士の特徴である長いストレートに合わせたレスダウンフォース仕様のセッティングに苦戦を強いられる。攻め過ぎによるミスもあり、15番手タイムとなり、Q2への進出ならず予選を終えた。

秋晴れに恵まれた決勝日。14時ちょうどに300kmのレースがスタート。
まずステアリングを握ったのはカルロ・ヴァン・ダム選手。好スタートを決めたヴァン・ダム選手は2つポジションを上げ、13番手でオープニングラップを終える。追い上げを図るべく懸命に走行を続けていったが、20周を終える頃にパワーステアリングに関連するマシントラブルが発生。それに伴い、徐々に順位を落としていく。24周目にピットインして、小暮にドライバーチェンジしコースに復帰したが、症状はさらに悪化。26周目を終えたところで、ピットに戻りリタイアとなった。
この結果、シリーズランキングは7位となり、もう後がないウイダーホンダレーシングは、次戦オートポリスラウンドにすべてを賭けて臨むこととなった。

小暮卓史のコメント

予選での悔しさを決勝で晴らす自信があったので気持ちを切り替えることに専念して挑んだレースでしたが、リタイアを余儀なくされてしまいました。
今回は目に見えるかたちでは、良い部分がほとんどなかったですが、自分としては多くの課題が見つかりました。そこを強化していき、より良い状態でレースに挑んでいくことを目指して、次戦では今回の悔しさを全部晴らしたいと思います。オートポリスは自信があるので、力を出し切れば必ず優勝できると確信しています。

※ 次回のレースは9月29日・30日のオートポリスラウンドです。ご声援宜しくお願いします。