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FUJI SPRINT CUP 2012 - SUPER GT

国内最高峰のSUPER GTとフォーミュラ・ニッポンが同日開催される唯一のレースイベントである富士スプリントカップ。この大会は100kmのスプリントレースで、GT300とGT500が別々に行われるだけでなく、通常のドライバー交代はなく個人戦となる。金曜日にフリー走行と予選、土曜日に第1レース決勝、日曜日に第2レース決勝が行なわれる。

■16日(金)
前日のフリー走行からのマシンバランスは良く、期待を持って臨んだ公式予選。夕刻の時間帯の走行で厳しい西日が差し、満足にドライビングすることができず15番手タイムで予選を終える。天候に大きく左右される結果となってしまった。

■18日(日)
予選時とほぼ同じ時間帯のレースとなった第2レース。西日は雲に隠れ、爽快なスタートを決め、一気に10番手までポジションアップしオープニングラップを終える。序盤はアンダーステアに悩まされ、なかなかペースが上がらない状況が続き、一時は集団にパスされる格好となったが、中盤以降はペースを安定させて走り、確実に前を行くマシンをパスし15周を終えたところで8番手に。その後も最後までペースを保ちながらプッシュし続け7位でチェッカーを受けた。

FUJI SPRINT CUP 2012 - Formula NIPPON

2012年シーズンが終了し、迎えた「JAFグランプリ富士スプリントカップ」。
富士スピードウェイで開催され、国内最高峰レースのSUPER GTとフォーミュラ・ニッポンが同日開催される注目のイベント。両方のカテゴリーに参戦する小暮は、金曜にGTの予選、土曜にFNの予選、日曜に両方のレースに登場、今年の締めとなるレースを最高のかたちで終え、来シーズンに繋げたいところ。
今大会のレースは100kmのスプリントレースで行なわれ、タイヤ交換の義務はない。

□17日(土)
前日のフリー走行とは打って変わって雨の予選となった土曜日。
予選はスペシャルステージ方式で行なわれた。これはシリーズポイントの少ない順に1台ずつ出走し、3周目の計測ラップの結果によりグリッドが決定する方式。
9番出走の小暮は、雨の量が多くなっていく難しいコンディションの中、思うようなタイヤのグリップが得られず満足なアタックとはならず14番手。あえてチャレンジしたセッティングでのアタックだったが、タイヤがコンディションにマッチせず悔やまれる結果となった。

□18日(日)
決勝は爽やかな快晴に恵まれ、正午ちょうどにフォーメーションラップが開始。上手くスタートを決め、上位を狙っていきたいところだったがスタート直前に行なったセッティングでオーバーステアが酷くなってしまい、マシンとの格闘となってしまう。そんな中でも前のマシンに追いつき数台をパス。今シーズンを戦いながらマシンのポテンシャルが上がったことを確信しながらの走行とはなったが、12番手でのチェッカーとなった。
尚、レース後に上位フィニッシュしたマシンが車検失格となり、1つポジションを上げて結果は11位となった。

小暮卓史のコメント

今シーズンを締めくくるJAFグランプリでしたが、自分の思うようにはいかず悔しい結果となってしまいました。今シーズンを振り返ると、正直悔しい思いばかりが込み上げてきます。これからやるべき事は明確で、前進をするのみです。すべてのレベルを上げるべく、来シーズンの開幕戦に向けて最高の準備をして挑みたいと思っています。
今からが勝負だと例年以上に強く感じています。

※1年間たくさんのご声援をありがとうございました。