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2014 SUPER GT 第7戦 タイ

長く過酷な鈴鹿1000kmでアクシデントがありながらも6位フィニッシュし、ポイントを獲得したRAYBRIGNSX。初開催となるタイでは、すべてのドライバーが初めて走るサーキットということもあり、展開が予測しづらいものの、なんとか上位でチェッカーを受け、最終戦に繋げたい。なお、チャーン・インターナショナル・サーキットは初走行となることから、金曜日に2時間の練習走行時間が設けられた。

朝から晴れ渡り、午後に向けて気温が上昇していった予選日。予選が開始する15時には気温が34℃にまでに上昇した。午前中に行なわれた練習走行では11番手と初走行のサーキットに苦戦している様子で、予選でもそれを引きずることになってしまう。

Q1を担当した小暮は、なかなかセットアップが決まらず、アタックを繰り返すものの、1周をうまくまとめることができず、1分25秒849の11番手タイムで予選を終えた。

決勝日も天候は安定し、時折雲は見えるものの晴れ間が広がる1日となった。決勝前のフリー走行でも14番手タイムと前日に続いて苦戦の様相を見せることに。

15時ちょうどに武藤英紀選手がスタートドライバーを務め、レースがスタート。1つポジションを落としてオープニングラップを終えた武藤選手は、苦戦しながらも少しずつペースを上げて周回を重ねていく。徐々にポジションを上げて、12周目には8番手にまで追い上げ、その後、さらに前を走るマシンと接触しながらパッシング、7番手に浮上する。しかし、その際の接触にドライブスルー・ペナルティーが科せられることになり、11番手に後退する。41周目にピットインし、小暮にドライバーチェンジ。ソフトタイヤを履いて、10番手でコースに復帰する。タイヤが発動するのに時間を要し、後続のマシンに先行を許したものの、懸命に前を追いかけていく。ライバルのマシンの脱落などもあり、諦めることなく周回を続けていた小暮は、最終的に8位でチェッカーを受けた。

この結果、3ポイントを追加し合計20ポイントとし、最終戦のもてぎへ臨むことになった。

小暮卓史のコメント

初走行のサーキットで、セットアップがまとまらず、その遅れが最後まで響くかたちとなり悔やまれる結果となってしまいました。結果としては、ポイントを獲得できたのはよかったと思いますが、まったく満足ができる内容ではありませんでした。最終戦のもてぎでは、今年の締めくくりとして、速さにこだわって、自分らしい走りをしたいと思っています。
今大会も多くのご声援をありがとうございました。残り1戦、全力でがんばりますので、引き続きよろしくお願いします。

※ 次回のレースは11月15日・16日のもてぎラウンドです。ご声援宜しくお願い致します。