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2018 SUPER GT 第7戦 オートポリス

シリーズランキング4位で残り2戦に臨むKEIHIN REAL RACING。最終戦までチャンピオン争いを繰り広げるためにも、上位フィニッシュが必須となる。第7戦の舞台は、昨年5月に第3戦として開催され、SUPER GTでは九州唯一の大会となるオートポリス。今大会のウエイトハンディは半分になることからKEIHIN NSX-GTは40sを背負って、まずは公式予選に挑む。

朝夕の冷え込みが厳しいものの、昼間は日が差して快晴となった予選日。公式予選Q1を担当したのは小暮。Q1がスタートすると、全車しばらくの間はピットで待機することとなるが、残り時間が9分を切った頃、ピットを離れるマシンが次々に現れだし、小暮もこのタイミングでコースインをする。NSX勢が速さを見せて続々とコースレコードを叩き出すQ1となったが、その中でも小暮は1分32秒650のコースレコードを記録し、見事トップタイムでQ2に進出を決めた。
Q2を担当した塚越選手もQ1で小暮が出したコースレコードタイムを上回る1分31秒989を出し2番手。フロントローの絶好のポジションから決勝はスタートを切ることになった。

決勝日も朝は冷え込んだものの、この日も秋晴れに恵まれた。大分県警の白バイとパトカーが先導するパレードラップの後、フォーメーションラップが始まり、いよいよレースがスタートを切る。スタートドライバーを務める小暮は、そのままの順位でオープニングラップを終え、一気にペースを上げて周回をしていく。徐々に300クラスが絡むトラフィックが発生し、ペースダウンをしてしまう場面もあり、10周目には後続のマシンにパスされ3番手に。しかし、なんとかこのポジションを守って、周回を重ねていく。20周目に入るとコースアウト車両の処理のためにセーフティーカーが導入される。このセーフティーカーランは25周目にリスタートとなり、このタイミングでKEIHIN REAL RACINGはピットストップを行ない、塚越選手に交代となる。
メカニックの完璧な作業を終え、コースに戻った塚越選手は、徐々にペースを上げていく。ところが、思うようにペースが保てず、4番手を走行していた時に2台にパスされ、6番手に。ここから20数周を攻めながら懸命に周回していったが、ポジションはそのままの6位でチェッカーを受けた。この結果、5ポイントを追加し、ドライバーランキング6位で最終戦を迎えることになった。

小暮卓史のコメント

今回のレースではポイントはとれたもののシリーズ争いからは離脱するかたちになってしまい、本当に残念に思います。予選結果から考えると決勝の結果は非常に悔しい結果となってしまいましたが、気持ちを切り替えて最終戦のもてぎに挑みたいと思います。開幕戦での優勝、そして最終戦でも優勝でシリーズを終えられるように、しっかりと準備をして、ベストな状態で戦えるようにしたいです。
今回もチーム関係者、スポンサーの方々などレースを支えてくれたみなさまに感謝しています。次戦もよろしくお願い致します。

※ 次回のレースは 11月 10 日・11日のもてぎラウンドです。