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2018 SUPER GT 第8戦 ツインリンクもてぎ

2018年シーズンの最終レースとなるSUPER GT 第8戦がツインリンクもてぎで開催される。この大会はウエイトハンディが撤回され、全車イコールコンディションで行なわれる。今年最後のレースをなんとしても有終の美で締めくくりたいKEIHIN REAL RACINGは、ホンダのホームコースでもあるツインリンクもてぎで最高の結果をもたらすために、準備万端で、まずは公式予選に臨む。

前日の雨の影響でウエットコンディションから始まった予選前の公式練習だったが、徐々に路面は回復し、ドライコンディションになっていった。天候もその頃から青空が広がる快晴になり、公式予選はそのままドライコンディションの中で行なわれた。
予選Q1を担当したのは小暮。セッションスタートからしばらくはピットで待機となったが、残り時間が8分を切った頃から各車がコースインをして、アタックに入っていく。小暮もこのタイミングでアタックを進めていき、1分36秒716の5番手タイムでQ1を突破し、塚越選手にバトンを繋いだ。その塚越選手がQ2のアタックを担当し、こちらも5番手タイムをマーク。KEIHIN REAL RACINGは、最終戦を5番グリッドから戦うことになった。

決勝日は朝から好天に恵まれ、3万7000人ものモータースポーツファンが詰めかけた。KEIHIN REAL RACINGのスタートドライバーは小暮。栃木県警先導のパレードラップ、その後フォーメーションラップを終え、ついに53周の決勝レースがスタートを切る。小暮は、オープニングラップで後続のマシンと軽く接触し、ボンネットのピンが抜けてしまうアクシデントに見舞われてしまう。これでピットインを余儀なくされ、ピットでマシンの修復を行ない、コースに戻ることに。この時点で15番手と大きくポジションを落とすことになり、苦しい序盤となる。1つでもポジションを挽回したいと懸命に周回していくも、クリアなラップで走行することは難しく、また前のマシンとの差も大きく、なかなか追いつくことができない。そのままのポジションで23周の終わりにルーティンのピットインを行ない、塚越選手にドライバー交代、タイヤ交換と給油を行ない、コースに戻っていく。塚越選手も同様に前との差があるため、淡々とラップを重ねていくことになり、KEIHIN REAL RACINGの最終戦は15位フィニッシュという幕切れとなった。

小暮卓史のコメント

予選では前車との間隔がつまり、思うようなタイミングでアタックをすることができず、本来の速さを発揮することができませんでした。決勝は、決勝前のフリー走行で、いいタイムで走れていたので期待が膨らみましたが、スタート直後のアクシデントで悔しい結果となってしまいました。
今シーズンを振り返ると、開幕戦では優勝できたものの、その後は悔しいレースが多いシーズンとなってしまいました。本来の17号車らしい決勝の強さが発揮できなかったことが悔やまれます。原因はいくつかあると思いますが、それをオフシーズン中に克服して新しいシーズンを迎えたいと思います。
今シーズンも僕たちを支えてくれたチームスタッフをはじめ関係者、スポンサーの方々に本当に感謝しています。

※ 今シーズンもたくさんのご声援をありがとうございました。