ラスト2戦となった2019年シーズン。ハンデウエイトが半分となる菅生にて88号車シリーズチャンピオン獲得含め追い上げを狙う重要な一戦。
練習走行からタイムが伸び悩むなかで挑んだ午後の予選。状況も好転せず2台ともにQ1で走行を終えた。気持ちを切り替えて決勝へ。
前日に続き曇りコンディションの日曜日。ウォームアップを終えてグリッドに着くころには雨粒がかすかに落ちてくる難しいスタート開始に。
2台ともにスリックタイヤを選択しスタートするも、雨方向に進んで行く天候に対し、同じ選択をしたGT500、GT300クラスのマシンとともに後方に沈む展開に。途中レインタイヤに交換するも、88号車20位、87号車26位と厳しい結果となった。
予選に関してはかなり残念な結果で、気持ち的にもすっきりしない。自身の番までは回ってこなかったが、元嶋選手のコメントを聞く限り、なんらかの対策が必要に感じた。本来は自分達チームのいるべきポジションではないので、今後はさらにチームとミーティングを重ねて解決に力を注ぎたいと思う。
決勝スタートは元嶋選手。ダンプコンディションでのタイヤ選択は非常にシビアで、スタートはドライタイヤをチョイス。結果としては雨がさらに増えてしまい、裏目に出たが、勝負に出た結果なので仕方ないかと思う。
レインコンディションでのラップタイムは悪くなく、自分に交代したあともおなじだった。途中からより雨が強くなり、チョイスしたタイヤがだんだんと発熱しなくなっていき、マシンコントロールには気を使った。集団でのバトルの際でスピンしてしまったのは、タイヤが冷えてきたとはいえ、自らの行き過ぎのミスです。
幸いあまりロスなくレース続行したので良かったが、結果の20番手は正直あまり喜べるものではなく、悔しい気持ちだ。決勝のレインコンディションでのラップペースはそこそこですが、課題は予選。最終戦もてぎでは納得いく予選をするべくしっかりと準備をしたいと思う。
※ 次回のレースは11月2日・3日のもてぎラウンドです。