新型コロナウイルスの感染拡大の影響で4月に開幕予定だったSUPER GTの2020シーズンは延期を余儀なくされ、3ヵ月の遅れでやっと開催に漕ぎつけた。ただ、通常とは異なる無観客での開催、スケジュールも1デー開催で日曜に予選と決勝が行なわれる変則的なレースウイークに。小暮卓史は今シーズンもJLOCから88号車をドライブ、チームメイトも変わらず元嶋選手で、最高の体制を整えてくれたチームに感謝しながら、いよいよ開幕戦を迎えた。
予選はQ1を元嶋選手、Q2を小暮が担当し10番手。曇り空から日が差す中、十分に良い結果が狙える位置から15時に決勝レースがスタートする。
その決勝はタイヤトラブルに泣かされる形となってしまう。トラブルが頻発し、戦線から離脱。小暮が担当した後半セッションではマシンは好感触でラップタイムも安定したが、時すでに遅しで結果は25位。トラブルなく確実に走れていればと思うと悔しい結果となった。