第3戦終了時点ではポイント獲得もままならない厳しい戦いが続く中、なんとかこの状況を打破して上位でチェッカーを受けたい一心で臨む第4戦。不安定な天候となった予選日、今回も2グループに分かれてQ1が行なわれ、元嶋選手がB組でアタックをする。元嶋選手は7番手タイムでQ1を突破し、Q2を担当する小暮に繋ぐ。その小暮はQ2のアタックで5番手を獲得、まだまだ上位を狙える状況で悔しさもあるが、久しぶりの前方グリッドからのスタートとなった。
決勝日は曇り空ながらドライコンディションで63周のレースがスタート。スタートドライバーの元嶋選手は序盤で1つポジションを上げて順調に周回していく。21周を終えたところでピットインを行ない小暮にドライバー交代、タイヤはリアタイヤ2本のみの交換でコースに戻る。全車のピットインを終え、順位が落ち着いた頃には表彰台争いを繰り広げていく。38周目には3番手を奪取し、さらに前を追いかけていく。残り周回があと僅かとなったところで2番手を走るマシンがストップしたことで、2位に浮上してチェッカーを受け、嬉しい今シーズン初表彰台となった。