新型コロナウイルスの影響で、昨年は開催されなかった岡山国際サーキットでの開幕戦。小暮は今シーズンもJLOCから88号車をドライブする。快晴のなか、公式予選がスタートする。予選Q1を担当するのは元嶋選手。元嶋選手はA組を5番手のタイムで通過してQ2に進出を決める。そのQ2では小暮がアタックをして12番手タイムとなった。
翌日も天候に恵まれ、予定通り13時30分に決勝レースがスタートを切る。スタートドライバーを担当したのは元嶋選手。8周目には1回目のセーフティーカーが入るなど荒れた展開のなか、元嶋選手は着実に周回を重ねていく。2回目のセーフティーカーが入るタイミングでピットインを行ない、小暮にドライバー交代をして作業が終了すると同時にコースに戻る。このタイミングが運悪く、トップ車両の位置関係からラップダウンとなってしまう。これが勝負の分かれ道となった格好で、途中オーバーテイクもしながら淡々と周回することになり、9位でチェッカーを受けた。