延期になった第3戦が今季4戦目として鈴鹿サーキットで開催される。
時折雨が落ちる不安定な天候の1日となったが、ほぼドライコンディションで公式予選が行なわれた。
Q1を担当する元嶋選手はAグループに出走し4番手タイムでQ2進出を決める。続いてQ2を担当する小暮はミスのないアタックで同じく4番手タイムとなり、決勝は好位置からのスタートで期待が膨らむ結果となった。
決勝日も雲は多い1日となったが、ドライコンディションの中、決勝レースはスタート。
スタートドライバーを担当した元嶋選手は、気温が上がっていくなかペースが上がらず苦戦を強いられる。5周目にクラッシュ車両が発生したことでフルコースイエローとなり、そのままセーフティーカー導入となり、12周目にリスタートとなる。このタイミングで徐々にペースを上げて周回していき、25周を過ぎたあたりでピットインし小暮にドライバー交代し、小暮は前を追いかけていく。トップと2番手のマシンが激しいバトルを繰り広げている間に、小暮はその2台に追いつく。39周目には2番手のマシンをパスすることに成功し、さらにトップのマシンを猛追するが、順位を上げることは叶わず2位チェッカー。嬉しい今季初表彰台となった。