SUPER GTは早くも後半戦に突入し、昨年は開催がなかったスポーツランド菅生で第5戦が開催。前戦鈴鹿大会を2位で終え、サクセスウェイトは66sと厳しいバトルが予想されるが、できるだけ多くのポイントを獲得して選手権を優位に戦っていきたいところ。
公式予選Q1を担当したのは元嶋選手。元嶋選手は重いマシンを懸命に操りトップと0.387の僅差の8番手でQ1突破。なんとか小暮にバトンをつなぎ迎えたQ2。小暮はタイムをさらに縮めるアタックを見せて4番手を獲得。決勝に向けて期待が膨らむ内容となった。
決勝日は秋晴れに恵まれ、気温も29℃と夏さながらの気候となった。スタートドライバーを担当したのは元嶋選手。元嶋選手はスタートで1つポジションを下げるがその後は5番手で安定した走りを見せる。28周を過ぎるとピットインを行なうマシンが現れ出し、コース上では順位を上げながら周回を続ける。元嶋選手は36周目にピットインを行ない、タイヤは片側2輪交換で小暮にステアリングを託す。ピット作業が手間取った影響で10秒以上のタイムロスがあり、ピットアウトした小暮は随所でアクシデントなどの混乱が起こる中、冷静に周回を続けてポジションを少しずつ戻していく。60周を過ぎたころには6番手を走行、ポジションを死守したいところだったが、タイヤ二輪交換の代償が大きく辛い走行が続く。75周目には5番手となっていたが、その後コースに留まるのに精一杯な状況で2台にパスされ7位フィニッシュとなった。