2022シーズンの幕開けとなる岡山国際サーキットで開催される第1戦。小暮は今シーズンも元嶋佑弥選手とJLOCから88号車をドライブする。やや風はあるが快晴のなか、公式予選がスタートする。予選Q1を担当するのは元嶋選手。元嶋選手はA組で1分25秒434をマークし8番手タイムでQ2に進出を決める。そのQ2では小暮がアタックをしてコースレコードを更新するアタックを見せたが結果は同じく8番手となった。
決勝日も好天に恵まれ、爽やかな天候の中、14時に決勝レースはスタート。スタートドライバーを担当した元嶋選手は、単独で走ればラップタイムを上げられるものの、前車につまるとペースが落ちる中、チャンスを伺いながら着実に周回をこなしていく。予定より引っ張ったタイミングでピットインを行ない小暮にドライバー交代をする。マシンの調子がよく、速いペースで手ごたえを感じながら走っていたが、前に詰まりチャンスを見出せないままの周回が続く。試行錯誤しながら、なんとか前をパスしようと試みていたが、ダブルヘアピンの2つ目でスピン。マシンにダメージはなく、レースには復帰できたが結果は17位。不完全燃焼の悔しい開幕戦となった。