第2戦から約3週間のインターバルで開催される第3戦の鈴鹿大会。鈴鹿サーキットは予選日、決勝日を通して青空に恵まれた。特に決勝日は30℃を超える夏を思わせるような気温の中での厳しいレースとなった。
公式予選Q1を担当した元嶋選手はBグループに出走し、安定したラップを刻み5番手タイムでQ2進出を決める。8台で争われるQ2では小暮がアタックを行ない、デグナー1つ目で攻め過ぎてしまった結果、4輪脱輪の判定が下されてベストタイムは抹消。結果は速さを見せながらも悔しい9番手となった。
決勝は予定通りの14時30分にスタートを切る。スタートを担当した元嶋選手は、タイヤをセーブしながら計算された速さを見せながら周回していく。レース中盤にリアタイヤのみ2本交換を行なって小暮にドライバー交代。代わった小暮は、好感触のマシンに手ごたえを感じながら上位を狙って走行していくが、周回が進むにつれてタイヤの状態が厳しくなり、走り切るのが精一杯という状況で5位フィニッシュとなった。