鈴鹿の第3戦から2ヶ月のインターバルを経て、第4戦が富士スピードウェイで行なわれる。今回は通常より長い450kmで争われ、2回のピットインが義務付けられる。
公式予選Q1を担当した元嶋選手は惜しくもQ1敗退となり、総合17番手となった。
決勝日は曇り空で、グリッドウォーク中にパラパラと雨が落ちたが天候は回復しドライコンディションでレースはスタートを切る。スタートドライバーを担当した元嶋選手はオープニングラップで他車と接触するという波乱の幕開けに。幸いマシンの損傷は少なく、走行を続けることはできたが、その接触に対してピットスルーペナルティを受けることになり、大きく後退してしまう。しかし、元嶋選手のペースはよく、その後は順調に走行して担当した2スティントを走り切り、小暮にドライバー交代する。ここまでタイヤは4本交換を行なっていたが、最後のスティントは片側2本交換の作戦を選択し、ピット作業時間の短縮を図り小暮はピットアウト。直後から激しいバトルが展開されていくが、なんとか凌ぎつつ、アンバランスになるマシンをコントロールしながら冷静にチェッカーまでマシンを運んだ。結果は9位で3戦連続のポイント獲得となった。