第6戦は秋を感じるスポーツランドSUGOで開催。公式予選はドライコンディションで行なわれた。Q1を担当した元嶋選手はしっかりとアタックをまとめて、4番手でQ2進出を決める。Q2でアタックをする小暮は、公式練習で手ごたえを感じ、自信を持ってアタックに入るが馬の背から最終コーナーにかけて他車に阻まれるかたちとなり、大きなタイムロスで4番手タイム。2列目からの決勝スタートとなった。
決勝日はグリッドウォーク中に雨が少し落ちて波乱を予感させたが、この雨はすぐに止んで、ほぼドライコンディションでレースはスタートを切る。元嶋選手がスタートドライバーを担当し、ペースよく周回をしていく。10周を迎える頃、雨が降り出し、トラックコンディションは一気にウエットに。タイヤ交換をするマシンもあったが、元嶋選手はドライタイヤで踏ん張って周回を重ね、26周目にピットイン。ウエットタイヤを装着し、小暮にドライバー交代をしてコースに戻る。順調にペースを上げて走行していた小暮だが、雨が止んだことで次第にコースが乾いてきて、ウエットタイヤでは厳しい状況になり、再びピットイン。ドライタイヤに交換するが、ピット作業が手間取り大きく後退してしまう。結果は13位、今回も速さはあるのに結果に結び付けられない悔しいレースとなった。