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2013 SUPER FORMULA 第4戦 ツインリンクもてぎ

早くも折り返し地点となる第4戦は2輪の全日本ロード選手権との併催、さらにはEnjoy Hondaイベントの併催もあり、多くのファンで盛り上がりを見せるツインリンクもてぎで開催。ここ2レースはいまひとつ噛み合わないレースとなっている小暮だが、チャンピオン争いに名乗りを上げるためにも気持ちを切り替え、ここで流れを変えたいところ。

好天に恵まれ蒸し暑い1日となった予選日。今大会の予選はスペシャルステージ方式で行なわれる。これはQ1とスペシャルステージの2セッションで構成され、30分間で争われるQ1の上位8台にスペシャルステージに進出する権利が与えられる。そのスペシャルステージでは下位から順番に1台ずつ出走してタイムアタックを行った上で、最終グリッドが確定する予選方式。

午後に向けてますます気温が上がるコンディションの中、試行錯誤しながらのQ1ではあったが、7番手タイムを記録、スペシャルステージへ進出を決める。2番目の出走となったスペシャルステージでは、やや滑りやすい路面とタイヤの温め方に苦戦し、大きなミスはなかったものの1分34秒039をマークするに留まり、8番手となった。

青空は随所に見えるものの、時々雲がかかる天候の決勝日。まもなくスタートが切られるという状況で、突然雨が落ち始める。路面は徐々に濡れ出していく中、レースがスタート。全車スリックタイヤでのハーフウエットの難しいコンディションの走行となり、アクシデントがあちこちで起こり始める。この状況をうまく利用して、小暮は落ち着いた走りで前のマシンを着々と追い詰めて順位を上げていく。36周目にピットインを行い、素早い作業を終えコースに復帰。前を走っていた39号車が、ピットインを終え小暮の前でコースに戻ってきたが、難なくパスすることに成功。この時点で5番手となり、さらに前のマシンの追走を続ける。ペースはよく、前との差は詰まってはいったものの抜くには至らず、そのまま5位でチェッカーを受け、開幕戦以来のポイントゲットとなった。

小暮卓史のコメント

あと1歩を詰めていくことの重要さ、難しさ、その両方を感じるレースウィークでした。すべてにおいて、このことは言えると思うので、もう少し突っ込んだところを目指していかなければならないと思います。このレースにおいて、攻めた大きなセッティング変更や、これまで思いもしていなかったセッティングの方向性も発見できたので、これは自分にとっては大きな収穫ですし、次に向けては大きな期待と希望が持てました。
ツインリンクもてぎは自分のホームコース的な要素が多く、今回も3度目となる地元からの応援ツアーで多くの方がサーキットに足を運んでくれました。このような大きな後押しと期待を背に、これからも応援してくださる方々に、最高の走りをお見せできるよう全力を尽くしていきたいと思います。

※次回のレースは9月28日・29日の菅生ラウンドです。
 ご声援宜しくお願いします。