トップ > レース > リザルト(SUPER FORMULA) > 2013 SUPER FORMULA 第6戦 スポーツランドSUGO

2013 SUPER FORMULA 第6戦 スポーツランドSUGO

第5戦インジェラウンドの中止に伴い、約2ヶ月のインターバルをおいて開催されるスーパーフォーミュラ第6戦。残すレースもわずか2つとなり、チャンピオン争いに注目が集まる中、第4戦で開幕戦以来のポイントゲットとなり、明るい兆しを見せている小暮だが、得意とする菅生であと1歩の壁を打破して最終戦に繋いでいきたいところ。
今大会でも、Enjoy Hondaイベントが併催され、多くの家族連れで賑わいを見せた。

さわやかな秋晴れで絶好のコンディションとなった予選日。今大会はノックアウト方式の予選が採用され、まずは20分間のQ1を迎える。小暮はフリー走行から好調ぶりを見せ、他車に引っ掛かりながらも3番手タイムを記録しQ2へ。7分間のQ2ではトップ8を目指し、懸命のアタックをするが、アジャストしたセッティングが裏目に出るかたちとなりタイムは更新されず5番手となるもののなんとかQ3へ進出する。最終となる7分間のQ3では、セッティングを戻した状態で積極的にアタックをするが1分6秒460を記録するに留まり、5番手で予選は終了した。

前日に続き絶好のレース日和となった決勝日。15時ちょうどにレースがスタート。スタートまもなくの4周目にクラッシュ車両があり、セーフティカーが入る。8周目にはリスタートが切られるも、またしても1コーナーでクラッシュした車両があり、再びセーフティカーが入る荒れた展開に。このタイミングでピットストップを行う車両が続出する中、小暮はコースに留まり、トップに立つ。12周目にレースが再開、小暮はペースを上げて2番手以下を大きく引き離しにかかる。他を圧倒する走りで、10数周を経過すると2番手と約20秒近いタイム差を築くことに。

27周目にまたもやクラッシュ車両があり3回目のセーフティカーが導入され、このタイミングでピットイン。タイヤ交換、給油を行ない2番手でコースに復帰する。タイヤを温めながら、リスタートを待ち、いよいよ32周目にレースが再開。トップのマシンにグイグイ迫りながら、数周のバトルを繰り広げるが37周目に接触しながらパスするかたちとなり、再びトップに立つ。ベストラップをマークし、見るものを釘付けにする速さで周回を重ねる。順調にトップを快走していたが、37周目の接触に対してペナルティーストップ10秒の裁定が下され、それを消化しコースに戻ると11番手。残り周回が少ない中、懸命にトップグループを追いかけていくが、4回目のセーフティカー導入などもあり、追走は届かず8番手まで順位をあげたものの68周回を終えチェッカーが降られた。2戦連続のポイント獲得となったが勝利が見えていただけに悔しい結末となった。

小暮卓史のコメント

今回はどう考えても勝てるレースでした。予選でも納得のいかない結果ではあったものの、レースでは速いマシンで戦える手ごたえを感じていたので、このような結果になり非常に残念です。思うところはたくさんありますが、次へ気持ちを切り替え、自分にできる準備は万全に整えていきたいと思います。最終戦鈴鹿では、自分らしい走りをして、なおかつ結果もしっかりと残すことに重点を置き全力で戦いたいと思います。
今回も多くのご声援を頂き感謝しています。最終戦となる鈴鹿でもよろしくお願い致します。

※次回のレースは11月9日・10日の鈴鹿ラウンドです。
 ご声援宜しくお願いします。