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2014 SUPER FORMULA 第4戦 ツインリンクもてぎ

ここまで3戦未完走と不本意な結果が続く2014シーズンとなっている小暮だが、第4戦はSF14になって初走行となるツインリンクもてぎでのレースとなる。ここまでの流れを払拭して何とかいい走りを見せたい一心でこのレースに臨む。

なお、もてぎでは初走行となることから、ブレーキに厳しいコースでもあり、金曜日に1時間半の練習走行の時間が設けられている。

終日薄曇りの予選日となったが、湿度が高い蒸し暑い1日となった。フリー走行を11番手タイムで終えて、予選に向けた準備を進めていく。13時15分にQ1が開始され、小暮は中古タイヤでコースインし、マシンとコース状況を確認したのち、ニュータイヤに履き替えていよいよアタックに入る。1分33秒996のタイムをマークしピットに戻ったが、次のニュータイヤを投入するかどうかを検討し、待機をすることに。結果的にこれが裏目に出てしまうことになり、15番手で予選を終えてしまう最悪の結末となった。尚、予選終了後にタイム抹消車両があったため、決勝レースは13番グリッドからのスタートとなった。

朝は薄曇りのツインリンクもてぎだったが、昼に向けて空は晴れ渡り、気温も上昇。真夏らしい暑さが厳しい1日となった。レースは15時にスタートを切る。13番スタートの小暮は、うまくスタートを決めることができず、15番手にまで後退し、なかなかペースを上げることができず苦しい走行を強いられる。10周が経過した頃から、徐々にピットインをするマシンが出てきた関係で、少しずつポジションが上がってきた小暮だったが、24周目に行なったピットイン中の作業に手間取り、またも15番手にまで順位を落としてしまう。1つでも前にいきたい小暮は、タイヤマネージメントをしながらプッシュを続け、安定したペースで周回を続け、すべてのマシンがピットストップを終えた40周頃には14番手に。この翌周に大きくレースが動き出す突然の大雨に襲われる。全車がウエットタイヤに交換するためピットインを行ない、一時は混乱模様であったが、順位が落ち着いた時には11番手を走行。その後もコンディションは悪化していったためにセーフティーカーが導入される。結果的にそのままチェッカーを受けることになり、11位でレースを終えた。

小暮卓史のコメント

やっとのことで今年初完走となったレースでした。本当に不本意なことですが、これが今の状況なので、しっかりそれを受け止めなければならないと思っています。うまく回らないことが多いのも、いろいろと考えることが多く、流れの悪さを感じますが、次のレースも自分にできることを全力で続けていった上で、チームみんなで打開していきたいと思っています。残りレースが3戦と、少なくなってきているので、これまでよりもさらに1戦1戦を大切に、結果にこだわったレースをしたいですし、ライバルのマシンたちと最高のバトルをしたいという一心です。必ず巻き返して、最後にはチームも応援してくれている方々も笑って終えられるようなシーズンとなるよう諦めずに最後まで頑張ります。このレースは、地元からたくさんの応援団の方々がサーキットに足を運んでくれました。その他にも応援してくれたみなさんに感謝し、次戦こそ最高の走りができるよう突き進んでいきます。

※次回のレースは9月13日・14日のオートポリスラウンドです。
 ご声援宜しくお願いします。