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2015 SUPER FORMULA 第1戦 鈴鹿サーキット

いよいよ開幕を迎えたスーパーフォーミュラ。小暮はGT同様にチームを移籍し、道上龍監督率いるDRAGO CORSEからの1台体制での参戦となる。2年目となるマシン「SF14」を熟成させながら、チームと力を合わせて優勝を目指して戦っていく。オフシーズンのテストでも常に上位タイムを記録し、チーム移籍後初戦をどう戦うか注目が集まる。

快晴の予選日となった鈴鹿サーキット。午後に向けて気温も上昇していく中、ノックアウト予選がスタート。ノックアウト予選は、全19台のマシン中、Q1(20分間)で記録したタイムの上位14台Q2がへ、さらにQ2(7分間)では上位8台がQ3へ進出することができ、最終のQ3(7分間)で決勝グリッドが決定する方式。
まずはQ1。予選前のフリー走行からマシンのフィーリングがよく、上位タイムをマークしていた小暮は、このアタックでも3番手タイムを叩き出し、Q2進出を決める。
Q2では、アタックラップのデグナーでコースアウトを喫し、タイムを更新することはできず13番手に留まり、Q3に進出することはできなかった。

決勝日は朝から小雨が降る天候で、午前中に行われたフリー走行はウエットコンディションとなった。路面状況が刻々と変化していく30分間の走行であったが、小暮はトップタイムをマーク。決勝に大きな期待が膨らむ中、15時にいよいよレースは幕を切る。
ポジションキープのスタートではあったが、早い段階でペースを上げながら周回をして、あっと言う間に前のマシンをパス、10番手に。この調子でどんどん前を猛追していく態勢になっていたが、7周目に電気系統のトラブルが発生し、マシンはスローダウン。そのままマシンを止めて、レースを終えることになった。
これからというところでの悔しいマシントラブルとなったが、次戦はテストでも好調さを見せた岡山国際サーキットでのレースとなるので、雪辱を晴らすべくチーム一丸となってレースに臨む。

小暮卓史のコメント

心機一転、移籍後初レースとなりましたが、悔しい結果となってしまいました。予選では、自分のミスで思うようなタイムを出せず、チームに本当に申し訳なかったのですが、よりよい方向性も見つかり、決勝には自信を持って臨みました。その決勝では、マシントラブルにより早々にリタイアすることになってしまい、とても残念な気持ちです。単純にドライバーとしては走り切りたかったですが、得るものは多い週末だったと思います。次戦はすべての力を出し切って、納得のいく予選、そして決勝にしたいと思っています。
最後にチームスタッフと関係者の皆様の頑張りに感謝しています。次戦もよろしくお願いします。

※次回のレースは 5月23日・24日の岡山ラウンドです。
 ご声援宜しくお願いします。