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2015 SUPER FORMULA 第4戦 ツインリンクもてぎ

苦しみながらではあったが、3戦目にして初完走となったDRAGO CORSEは、着々と新チームならではの苦難を乗り越え、レベルアップを果たしている。第4戦は2輪レースと併催の2&4レース、そしてEnjoy Hondaイベントも行なわれ、盛りだくさんの内容で行なわれる。さらには毎年恒例の地元群馬県太田市からの応援ツアーもあり、小暮はみんなの熱い応援を背に、最高の走りを見せたい一心でこの大会に臨む。

朝から曇りがちな1日となった予選日。しかしながら、雨が落ちることはなくドライコンディションでの予選となった。スーパーフォーミュラの予選はノックアウト方式で行なわれ、Q1の上位14台がQ2へ、Q2の上位8台がQ3へ進出し、Q3で最終グリッドが決まる。
定刻通りにいよいよQ1がスタート。続々とコースインをして、確認を兼ねた1回目のアタックを行なう。一旦、ピットに戻りセッティングのアジャストとタイヤ交換を行なった後、再びコースインし、アタックを始める。入念に2周かけてタイヤを温めた小暮は3周目にアタックし、1分34秒132のギリギリ14番手タイムでQ2へ進出を決めた。
10分後にスタートしたQ2では、7分しかないということもあり、すぐにコースインしてアタックをすることに。1分33秒318とQ1の自己タイムより約1秒縮めたが、結果は13番で、Q3へ進出することは果たせなかった。

決勝日は朝のフリー走行はドライコンディションで行なわれたが、正午過ぎに強い雨が降り、路面は一転しウエットコンディションに。その後、雨は止み、路面が濡れた状態でスタート進行が行なわれ、10分遅れの15時10分にレースがスタートする。
小暮は13番グリッドからスタートを切ったが、直後の混戦でライバルのマシンと接触してしまう。素早く復帰できたものの、ポジションを18番まで落とすことに。12周目に早めのピットインを行ない、レース後半に向けて追い上げをすべくプッシュしていく。52周回の3分の2が終了する頃、すべてのマシンがピットストップを終え、この時点で小暮は16番手を走行。後方のマシンが迫ってくるのを抑えながら、懸命に周回を重ねていく。安定したペースではあるものの、オーバーテイクが難しいコースレイアウトということもあり、苦戦するが、最終周に2台のマシンがトラブルでリタイアとなり、14位でチェッカーを受けた。

小暮卓史のコメント

2戦続けての完走となりましたが、スタート時のアクシデントが大きく響いてしまうレース結果となってしまいました。開幕して4戦が終わったわけですが、いろいろな事が起こり、思うような結果を出すことができていませんが、この4戦で得たことをフル活用して第5戦からの後半戦に備えていきたいと思っています。
今回は地元からの応援ツアーがあり、多くの方々に見守られながらのレースとなりましたが、期待に応えられるレースができなくて本当に申し訳ない気持ちです。必ず次に繋げて、次戦以降にこの悔しさを晴らせるような走りをしていきますので、今後もよろしくお願いします。たくさんのご声援をありがとうございました。

※次回のレースは 9月12日・13日のオートポリスラウンドです。
 ご声援宜しくお願いします。