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2015 SUPER FORMULA 第5戦 オートポリス

4戦を終え、早くも残りが3戦となったSUPER FORMULA。第5戦は九州地方で唯一の開催となるオートポリスで、「SUPER 2&4 RACE」としてバイクレースと共催される。思うような結果に恵まれず、ここまで苦戦しているDRAGO CORSEだが、何とか突破口を切り開き、まずは予選で上位グリッドを獲得したい。

さわやかな秋晴れとなった予選日。1時間15分間設定されたフリー走行で7番手タイムを記録し、予選に向けた確認をじっくりと行ない、いよいよQ1を迎えることに。
SUPER FORMULAの予選はノックアウト方式で行なわれ、Q1の上位14台がQ2へ、Q2の上位8台がQ3へ進出し、Q3で最終グリッドが決まる。
セッションが始まるとすぐにコースインした小暮は1分28秒878をマークし、一旦ピットへ戻る。次のアタックに向けてセッティングの調整を施したのち、再度ピットを後にする。順調にアタックへの準備を終え、アタックラップに入った小暮だったが、すでにアタックを終えてスピードを落としたマシンと遭遇してしまいタイムロス、1分28秒549で16番手タイムとなり、これで明日のグリッドが確定となった。

決勝日も曇り空ながら晴れ間ものぞき、過ごしやすい1日となったオートポリス。午後3時に54周回のレースがスタート。16番グリッドからスタートした小暮は、前に詰まる格好で1つ順位を落とし17番手でホームストレートに戻ってくる。順調にペースアップしながら周回していったが、早めのピットインをする作戦を選択し、7周目にピットインを行ない給油のみの作業でコースに復帰する。残り周回を考えながらタイヤマネージメントして、チェッカーを受けるまでプッシュを続けていくことに。10周目に入ると、すぐ前にもピットインを終えたマシンが走行していて、パスをするチャンスを伺いながらピッタリとくっついて周回を重ねていく。相手もミスのない走りで、なかなか攻略することができずに、折り返しとなる27周を終える。この時点でのポジションは15番手。その後も、順位を上げることは容易ではない状況の中、小暮は安定したラップタイムを着々と刻み、攻めの走りで懸命に追随する。残り10周を切ったところで、アクシデントが発生したマシンがあり、1つポジションを上げて14番手に。このままチェッカーとなるかと思われたが、最後まで諦めない走りを見せ、残り3周と迫ったところで、ついに前のマシンを攻略し13番手浮上。終始安定したペースで54周を走り切り13位でチェッカーを受けた。

小暮卓史のコメント

マシンのパフォーマンスが上がったことが結果に表れ出したところでしたが、抜きにくいコースレイアウトだったということもあり、予選の順位が重要だったと痛感する決勝レースでした。今回こそはQ3で争える速さを確信していたので、アタックのタイミングが十分ではなく、100パーセントの力を発揮できなかったことが、とても心残りな予選となってしまいました。
あと2戦、応援してくださるたくさんの方々のためにも、最高の走りをしていい結果をご報告できるよう、引き続き全力で取り組んでいきます。今大会も多くのご声援をありがとうございました。次戦もよろしくお願いします。

※次回のレースは 10月17日・18日の菅生ラウンドです。
 ご声援宜しくお願いします。