トップ > レース > リザルト(SUPER FORMULA) > 2016 SUPER FORMULA 第2戦 岡山国際サーキット

2016 SUPER FORMULA 第2戦 岡山国際サーキット

開幕戦から1ヶ月が経過し、第2戦を迎えたSUPER FORMULA。第2戦の舞台となる岡山国際サーキットでも、開幕戦の4位入賞を弾みに表彰台を目標にチームと共に全力で臨む。鈴鹿サーキットで行なわれた開幕戦ではHonda勢の好調さが目立ち、小暮が目標としている予選でのポールポジションも、あと1歩で手が届くところまで来ていると感じるが、ライバルたちもかなり手強く、今大会も熾烈なバトルが展開されると予想される。

朝から岡山の空を雲が覆った予選日。前日の専有走行では7番手、予選前のフリー走行では3番手と予選に向けての確認メニューを着々と終え、第2戦の予選開始を迎える。
まずはQ1がスタート。小暮はすぐに中古タイヤでコースインをして、マシンの確認をしたのち、ピットに戻り新品タイヤに交換。再びコースインをしてアタックをする。タイムは1分15秒489で16番手。大方の予想を大きく外す順位となってしまい、Q2に進出することはできなかった。Q2に進出した14台は、すべて1秒以内に名を連ね、今大会も僅差の予選が展開された。
なお、予選セッション終了後、小暮のベストラップ中に黄旗区間の走行があったとして、このタイムが抹消され、セカンドベストである1分15秒681のタイムが採用となり、順位を下げ、19番グリッドから決勝レースに臨むことになった。

雨の予報となった決勝日。この日の朝も空を雲が覆い、ほぼ前日と同じようなコンディションの中、30分間のフリー走行が行なわれた。小暮は9番手タイムで最終確認を終え、決勝に臨むことになったが、徐々に雨が落ち出し、一時は小康状態になったものの、レースのスタート進行が始まると、雨脚は一気に強くなる。その後、本格的な雨となっていったため、レースはセーフティーカーランでスタートを切ることに。セーフティーカーを先頭に隊列での走行が続くが、雨は一向に止む気配はなく、視界も非常に悪い厳しいコンディションでの周回を強いられる。3周目が終わる頃、給油のためにピットインをするマシンが現れ出し、小暮も4周目が終わる時にピットイン。給油のみを行ない、15番手で再びコースに戻る。
6周目に入ると、コース上にストップしてしまうアクシデントが発生したマシンがあり、そのマシンの回収が進められる。その間にも、雨脚はますます強くなっていく一方で、8周目が終わったところで赤旗が提示され、レースは中断となる。天候の回復を待つことになったが、回復の見込みがないため再開することを断念し、ここでレースは終了となった。
なお、周回数がレース距離の75%に到達していないため、入賞者には選手権ポイントの半分が与えられることとなった。小暮は15位となり、今大会の獲得ポイントはなかったが、シリーズランキングは6位で次戦に臨むことになった。

小暮卓史のコメント

悪天候のため、残念ながら中途半端なレースとなってしまいました。現地でご声援いただいた方々には最後までレースをお見せできなかったという申し訳ない気持ちと、大雨のつらい状況の中でもレースの再開を待ち続けてくれた方々への感謝の気持ちでいっぱいです。ただ、あの状況ではレースをすることは不可能だったと思うので、仕方がない結果だったと思います。次のレースまでは少し間があきますが、次戦の富士では今回の予選のようなことにはならないよう、最高の走りをして結果につなげたいと思っています。引き続きよろしくお願いします。

※次回のレースは 7月16日・17日の富士ラウンドです。
 ご声援宜しくお願いします。