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2016 SUPER FORMULA 第6戦 スポーツランドSUGO

第5戦から2週間、SUPER FORMULA第6戦はスポーツランド菅生で開催される。菅生は、ほとんど平坦な場所がなく、アップダウンを繰り返すテクニカルサーキットで知られるサーキットで、小暮が得意とするサーキットの1つ。開幕戦以来、ポイント獲得から遠のいている小暮だが、残りのレースすべての表彰台に立つつもりで全力を尽くして挑んでいく。今シーズンのSUPER FORMULAはここまで5戦6レースを終え、全レースの勝者が異なるという近年稀にみる大混戦となっていて、今大会も目が離せない大事な一戦となる。

前日に降った雨で路面が濡れていた影響で、ウエット宣言が出された予選前のフリー走行だったが、コンディションは徐々に回復し、最終的にはスリックタイヤでの確認を行ない、予選に備える。
ドライコンディションでの予選Q1、小暮は3番手タイムとなる1分05秒963をマークし、順調にQ2に進出を果たす。しかし、7分間で争われるQ2では、一気にマシンバランスが変わってしまい、懸命のアタックを試みるも13番手タイムに留まったため、Q3に進出することはできずに予選を終えることになった。今回も0.5秒以内に11台がひしめく接戦のQ2となった。

決勝日は秋晴れに恵まれ、Enjoy Hondaなどのイベントの併催もあり、朝から多くの観客で賑わいを見せた。
13番手スタートの小暮は、オープニングラップを11番手で終え、早々に2つポジションを上げ、順調にペースを上げて周回していく。5周目にはリタイアしたマシンがあり、さらに1つポジションを上げる。10周目を過ぎるとピットストップをするマシンが現れ出し、7番手まで順位を上げた12周目に小暮もピットイン。給油のみの作業を行なって14番手でコースに復帰する。18周目にコースアウトしたマシンの処理のため、セーフティーカーが導入され、このタイミングでピットストップをするマシンがあり、リスタート時には8番手まで順位を大きく上げる。25周目には前のマシンを上手くパスし7番手に浮上。その後も、1分08秒から09秒台の安定したペースで走行を続けていくが、パスすることが難しいサーキットということもあり、ペースはいいものの抜きあぐねる格好となり、そのまま7位でチェッカーを受けた。開幕戦以来のポイント獲得となり、ドライバーズポイントは2ポイントを加え、7ポイントとなった。

最終戦となる次戦は、鈴鹿サーキットで2レース制で行なわれ、各レースの優勝者には3点のボーナスポイントが加算されるため、できるだけ多くのポイントを獲得し、今シーズンの集大成となるようなレースを見せたい。

小暮卓史のコメント

予選は13番手と悔しい結果となりましたが、決勝はペースもよく、上位陣とバトルを展開できたので大きな進歩だったと思います。ただ、このサーキットは抜きづらいということもあり、予選結果が大事だということも感じるところで、予選での上位進出が鍵となったと思います。次戦は開幕戦が行なわれた鈴鹿サーキットなので大きな自信を持って臨めると思います。まずは予選での上位獲得を目指して頑張ります。それができれば、結果は自ずとついてくると思います。今シーズンの最終戦となるので、1年の集大成となるようなレースができるようすべてを出し切りたいと思います。今回も多くのご声援をありがとうございました。次戦もよろしくお願い致します。

※次回のレースは 10月29日・30日の鈴鹿ラウンドです。
 ご声援宜しくお願いします。