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2017 SUPER FORMULA 第3戦 富士スピードウェイ

2レース制で行なわれた岡山ラウンドを終え、約1ヵ月半のインターバルを挟み第3戦が富士スピードウェイで行なわれる。ここまでの2戦は収穫こそ多いレースになっているものの苦戦を強いられている小暮だが、早くも中盤戦に差し掛かり後半戦への弾みをつけるためにも、上位争いをしてポイント獲得を狙っていきたいところ。

朝から青空が広がった予選日の富士スピードウェイ。予選前のフリー走行では17番手ながら予選に向けた確認をしっかりとこなし、予選開始の時刻を迎える。
午前中よりも気温は上昇し30℃を超えるコンディションの中、Q1がスタート。開始と同時に小暮はコースインをして、中古タイヤでマシンのフィーリングをチェックし、一旦ピットにマシンを戻す。今度はニュータイヤを履いてコースインをして、アタックを始める。計測2周目に1分24秒821を記録し、フリー走行での自己ベストタイムを更新したがポジションは18番手で、Q2に進出できずに予選を終えた。
トップから19番手までのタイム差がわずか1秒という超接近戦のQ1で、わずかなセッティング調整のミスも許されない現状のSUPER FORMULAの厳しさを表す結果となった。

決勝日も好天が続き、立っているだけで汗ばんでくるような暑さで、決勝スタート時刻の気温は32℃、路面温度は44℃とまさに夏のコンディションとなった。
予定通りの14時10分に決勝レースはスタート。早い段階からペースを掴み、順調に周回していく小暮は10周終了時には2つポジションアップし16番手に。タイムこそ安定していたが、前日からのセッティング変更が予想していたものと反対のマシンバランスとなり、ドライビング自体は厳しい周回が続く小暮だったが、12周目頃からピットインを行なうマシンが数台出てきて、20周を終える頃には9番手を走行。小暮も21周目にピットインをして、作業を終えコースに戻る。全車がピットインを終えた43周頃には13番手を走行し、さらに順位を上げたいところだったが終盤は順位の変動がなく進み、そのままの順位でチェッカーを受けた。

小暮卓史のコメント

ここまでの2戦と違った感触を得てレースに臨みましたが、結果は13位と悔しい結末となりました。多くのデータが取れて、今後やるべき事が今回のレースで、より明確になりました。13位は結果として満足できる結果ではありませんが、自分としては今までとは違うものを掴んだ感じを持っています。次戦のもてぎまで、また1ヶ月ほどのインターバルがあるので、ここまでの3戦をしっかり分析をして上位陣とバトルができる速さを示せるようにしたいと思います。
レースウィークを通して、とても暑い厳しいコンディションの中、多くのご声援をいただき本当にありがとうございました。
次戦もベストを尽くして頑張りますので、引き続きよろしくお願い致します。
今回もレースを支えてくれたチーム、スポンサー、関係者の方々に心から感謝しています。

※次回のレースは 8月19日・20日のもてぎラウンドです。
  ご声援宜しくお願いします。