今シーズンのSUPER FORMULAも残り2戦となり、第6戦をスポーツランドSUGOで迎える。ここまでノーポイントで終わっているものの、レースを追うごとにマシンへの理解が深まっていき、徐々に速さを見せつつあるので、小暮が最も得意とするこのスポーツランドSUGOで何としても初ポイントを獲得したい。
朝方に残った雨の影響で、フリー走行は雨は止んだもののウエットコンディションで行なわれたが、公式予選が始まる頃には路面も乾き、ドライコンディションでQ1がスタート。
コースが短いスポーツランドSUGOでは、タイムアタック中にトラフィックに引っかかる可能性が高いことから、セッション開始前から行列を作り、スタートすると同時に続々とコースインをして、アタックをしていくことに。最初のアタックを終えて一旦ピットに戻り、2セット目のタイヤでQ2に進出する14台を目指し、必死のアタックをするが小暮のタイムは1分06秒649とトップと僅か1.1秒差ながらポジションは19番手で予選を終えた。
決勝日は朝から秋晴れで、汗ばむくらいの陽気となった。スタート自体はうまくこなし、前のマシンの前に出ることに成功していたが、その後の攻防でそのままの順位でオープニングラップを終えた小暮は、早速3周目に1つポジションを上げる。まだまだ先は長いが、無給油のノーピット作戦も視野に入れて、うまくマシンをコントロールして周回をしていく。8周目に1台、9周目に1台とピットインをするマシンが出だし、徐々に順位を上げて10周目には15番手に、20周目には11番手に、と着々とポジションを上げていく。しかし、そこからの20周はほとんどのマシンがピットに入る動きもなく、無給油の予定のマシンもいたため、順位の変動がない小康状態が続くことになり、小暮は40周が終わっても11番手。小暮の後方で接触するアクシデントが発生してもセーフティーカーが導入するには至らず、さらにそこからの20周も同様の11番手を走行する。
残り8周、ポイント圏内まであと3つ…とこのままコースに留まって周回していきたいところだったが、燃料が少し足らない状況となり、残り5周というところでピットイン、燃料を足してコースに戻る。17番手までポジションを下げてしまったが、最後の最後でガス欠となったマシンなどがチェッカーを受けることができず、小暮は14位でチェッカーを受けた。
悔しい予選結果で、なんとか決勝でチャンスを掴みたいところでしたが、セーフティーカーが入ることもなく、無給油作戦は成立せず、最後の最後にピットに入ることになってしまい順位は14位となりました。自分が得意とするSUGOでこの順位は納得していませんが、これが現状で本当に悔しいです。
次回は最終戦、何としてでも満足いく結果を出したいし、そのためにできることはすべてしていきたいと思っています。
レースをサポートしてくれたチーム、スポンサー、関係者の方々に心から感謝し、この方々のためにも最終戦は良い結果で締めくくりたいと思います。
今回もたくさんのご声援をありがとうございました。次戦もよろしくお願いします。
※次回のレースは 10月21日・22日の鈴鹿最終ラウンドです。
ご声援宜しくお願いします。