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2017 SUPER FORMULA 第7戦 鈴鹿サーキット

※10月22日に予定されていた決勝レースは悪天候の影響により中止となりました

2レース制で行なわれる今シーズンのSUPER FORMULAの最終戦。土曜日に公式予選、日曜日に2レースが行なわれ、見どころもりだくさんの内容で、チャンピオン争いの結末にも注目が集まる。SUPER FORMULAに初参戦となったB-Max Racing teamでの1年を振り返り、ここまでノーポイントと苦しいシーズンとなっているが、今シーズンを締めくくる意味でも、納得のいくレースをしてポイントを獲得したい。

最終戦が予定されているこの週末にかけて季節外れの大型台風21号の影響で秋雨前線が活発になり、雨に振りまわされることに。予選が行なわれる土曜は雨が降り続き、ヘビーウエットコンディションとなった。天候の関係でフリー走行の開始前に、午後の予選が中止となった場合は、フリー走行のベストタイムがRace1のグリッド、セカンドベストタイムがRace2のグリッドになることが決定したため、そのフリー走行が開始するとピットロードに隊列を作り、一斉にコースインをする。大荒れとなったこの1時間の走行は4度の赤旗が提示され、波乱の展開となったが小暮は1分57秒204の13番手タイムをマーク。セカンドベストは1分59秒731の12番手タイムとなった。
予選開始時刻になってもコンディションは変わらず、むしろ雨脚は強まり、予選の実施も危ぶまれる中、Q1はスタートを切る。コース上の至る所には川ができ、メインストレート上ではハイドロが起こる酷いコンディションのもと、タイヤを温め、アタックをしていくことに。しかし、コースの水量があまりにも多いということで、スタートして3分が経過する前に赤旗が提示され、セッションは中断となる。30分以上の時間が経過したのち、残り時間約17分でセッションが再開されることに。続々とアタックを進めていきたいところだが、前のマシンの水しぶきを避けるため、それぞれが前との間隔を取りつつタイヤを温めながらなんとか周回をしていく。その矢先、コースアウトしたマシンがあり、2回目の赤旗が提示される。残り14分でセッションは再開し、この後からラップ計測ができる状況になり、続々とタイムを更新していく。小暮は、なかなかクリアラップがとれない苦しい状況が続き、2分06秒796の18番手タイムとなる。少しでもタイムを縮めて、ポジションを上げたいところだが、残り1分のところでまたしても赤旗となり、このままセッションが終了となった。天候の回復が見込めず、その後の予選はキャンセルとなり、この結果、Race1は18番グリッド、Race2は14番グリッドが確定した。
その後、台風の接近により荒天が予想されるため、翌日に予定されていた決勝レースの中止が発表がされ、ここで今シーズンのSUPER FORMULAの全日程が終了となった。

小暮卓史のコメント

振り返ると今シーズンはなかなか歯車が噛み合わず、満足のいく速さを発揮できず、本当に悔しい1年になってしまいました。参戦初年度とはいえ、チームには良い結果をプレゼントできなかったのが心残りです。これまでとは違うアプローチでセッティングを進めた1年で、学ぶことはたくさんありましたが、結果とはしては全く満足していません。ここまでの流れから鈴鹿の最終戦に期待していただけに非常に残念ですが、天候のことはどうしようもないので、今後に向けてまた頑張っていきたいと思います。
1年間、サポートしてくれたチーム関係者、スタッフ、スポンサーの方々には心から感謝しています。また、応援してくださった多くの方々にも御礼を申し上げます。

 ※今シーズンもたくさんのご声援をありがとうございました。